お尻の肌はダメージを受けてニキビができやすい!

普段は、水着などを着ない限り、露出することがほとんどなく、外の空気にさらされることがないお尻の肌は、本来なら、体の中で最も綺麗な肌であってもおかしくないと思われがちですが、実際のお尻の肌は、ニキビができたり、黒ずんでブツブツができたり、乾燥してカサカサだったりと肌トラブルの温床でもあります。

この原因は、お尻の肌がもともと柔らかくてもろいことに加え、椅子などの硬いものに押し付けられたり、圧迫される時間が長いことで角質化して角質肥厚が起こりやすいことです。

特に、仕事で1日中、ディスクワークをしている人などは、上半身の体重をほぼ1日中、お尻に預けているわけですから、圧迫されて汗で蒸れたりして、お尻にかかる負担は相当なものです。

椅子が硬いと、その負担はなおのことで、その刺激から肌を守ろうとして、お尻は角質を厚くさせて乾燥してゴワゴワやブツブツになり、黒ずんだりしてしまいます。

また、お尻だけでなく背中や胸の肌も、寝ている間は汗で蒸せたりしてニキビができやすい状態にあります。

このように、ゴワゴワ、ブツブツになったお尻や背中の肌を、入浴のときに硬いナイロンタオルやボディブラシでゴシゴシと強く擦って洗うと、なんとなくゴワゴワやブツブツの盛り上がりが取れて綺麗に治ったように感じますが、擦ったところから傷になって、そこから炎症を起こすとシミになってしまうので十分に注意して下さい。

そして、角質が厚くなって角質肥厚を起こしたお尻の肌は、毛穴が詰まりやすくなり、その詰まった毛穴にアクネ菌が繁殖してニキビが発生します。

皮脂量が特に多いというわけでもないのに、ニキビが発生するのは、1日中、お尻の肌に負担がかかってしまい、肌が乾燥して角質肥厚を起こしやすい状態にあるからです。

さらに、お尻、背中、胸などの肌は、夏場などは多量の汗をかいて蒸せることで、ダメージを受けて硬くなった肌にアクネ菌が繁殖しやすい状況をつくってしまいます。

椅子に座りっぱなしという時間をなるべく避けて、また、通気性の良い下着を身に付け、汗をかいたら直ぐにタオルで拭いたり、シャワーを浴びるなどして、清潔な状態の肌を保ってニキビを予防しましょう。